このごろのDOS/V組立日記
‘99/3月
このごろ、やっと環境の整いつつあるセカンドマシンのRS232Cポーは
組み立てたときから、まともに接続機器を認識しない。
でも、ハードウェア診断ツール(QAPLUS、AMI-DIAG)では正常
認識をするんです
ならば、チップからRS232Cポートへの結線が切れているか/おかしいか
のどちらかになる。ので調査を開始した。
確認してみた結果
RS232Cコネクタ-フラットケーブル側 マザーボード側ピン
1 → 1
2 → 2
3 → 3
4 → 4
5 →
5(マザーボードでのGND)
6 → 6
7 → 7
8 → 8
9(RS232Cコネクタ-GND)
→ 9
つまり、このRS232Cコネクタ-フラットケーブルの結線ではどうやっても動作する筈が
ないことが判明しました。規格では5番がRS232CGNDになるのでこのコネクタの
結線がおかしいので結線を変更しました。
結線を直した
RS232Cピン フラットケーブル
1 1
2 6
3 2
4 7
5 3
6 8
7 4
8 9
9 5
このことから、いまさらですが、ATマザーのRS232Cコネクタ-フラットケーブルには
2種類あることが解ります。つまり、
「ケーブル1」
RS232Cピン フラットケーブル
1 1
2 6
3 2
4 7
5 3
6 8
7 4
8 9
9 5
このような千鳥結線をされているものと
「ケーブル2」
RS232Cピン フラットケーブル
1 1
2 2
3 3
4 4
5 5
6 6
7 7
8 8
9 9
この様に素直に並んでいるもの
マザーボード側もこれらのどちらかの配列になるので2種類ことが
解ります。なので、この組み合わせを間違うとマザーを壊すことにな
るかもしれません。私のところではありがたいことに両CHとも正常
動作をしました。今更AT規格のマザーを使う人はいないと思いますが
参考までに
使用マザーボード:M715/PCCHIPS
CPU:CELE300(初代2NDキャッシュ無し)